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川崎幸クリニック
診療科目

もの忘れ外来

超高齢社会となったわが国において、もの忘れが喫緊の医療的課題となっていることは論を待ちません。そのような社会的ニーズの高まりを受け、当クリニックのもの忘れ外来は平成30年4月に開設されました。

一概に「もの忘れ」といっても、

  • 年齢相応のもの忘れ
  • 認知症が疑われるもの忘れ
  • 意識障害が疑われるもの忘れ
  • 注意力や集中力の低下が疑われるもの忘れ
  • 体の疾患が疑われるもの忘れ

など多岐にわたります。

受診される方は①であることが多いのですが、中には②~⑤に該当する方もいらっしゃいます。
②はアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症、脳血管性認知症などがあり、いわゆる世間一般のイメージに近い「認知症」です。
しかし、②と診断する前に③~⑤に関しての精査をしっかり行う必要があります。
何故なら③~⑤はそれぞれ治療法がまったく異なり、適切な治療を受ければ早期に完治することが見込まれるからです。
③にはせん妄や(高齢発症の)てんかん、頭部外傷による頭蓋内出血、脳炎などが挙げられます。
④にはうつ病などの精神疾患や(生来の性格傾向である)ADHDなどが挙げられます。
⑤には肝障害や電解質異常、ホルモンバランス異常、薬の副作用などが挙げられます。

精査の結果、③~⑤に該当すると判断された場合には、それぞれの専門の診療科へご紹介いたします。
①或いは②の方は必要に応じて当科への通院を継続していただき、認知機能リハビリテーションや必要最小限の薬物療法、介護保険導入等のソーシャルワークなどを行います。
また、中には周辺症状といって、イライラや興奮、食欲低下、介護拒否などの精神症状をきたす方もいらっしゃいます。 精神面のフォローも並行して行い、生活障害が重度(ご本人が十分に飲食できない、ケアをするご家族が疲弊しきってしまっている、など)である場合には、入院加療をお勧めすることもあります。

初めて受診される場合は、事前に当院にご連絡いただき、診察前に臨床心理士やソーシャルワーカーが症状のチェックや問題点の整理をした上で、初診予約を取って診察を受けるという運びとなります。 やや煩雑な手続きとなりますが、患者さまへの的確な医療提供に欠かせないものとしてご容赦いただきますようお願い申し上げます。

なお、当面の当科診療体制は毎週金曜日の診察となります。ご自身やご家族のもの忘れでお困りだったり、もの忘れへの心配が尽きない方の受診をお待ちしております。

担当医

星野 瑞生

  • 精神保健指定医
  • 日本精神神経学会精神科専門医
  • 日本総合病院精神医学会会員
  • 日本認知症学会会員

診療担当表

  曜日 曜日 曜日 曜日 曜日 曜日 曜日
午前 星野
午後 星野
夕方

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